防火の合言葉、2020年度「全国統一防火標語」募集
~入選作品には賞金10万円、PC・スマホから応募、11月30日(土)締切~
【No.19-012】
2019.09.13
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:金杉 恭三)は、防火意識の向上により、1件でも多くの火災を減らすため、9月13日(金)から消防庁と共催で、2020年度「全国統一防火標語」を募集します。
消防庁の統計によると、2018年中の火災発生件数は37,900件(前年比1,473件減)、総死者数は1,422人(前年比34人減)と、前年と比べて減少はしていますが、依然として多くの火災が発生し、被害が出ています。当協会では、防火標語を通じて、家庭や職場・地域における大規模地震による広域火災を含めた防火意識の向上を図ります。
入選作品は、当協会が制作する防火ポスターに採用し、全国の消防署をはじめとする公共機関等に掲示されるほか、防火・防災意識の啓発・PR等に活用されます。
2019年度「全国統一防火標語」には、全国から17,461点もの多くの作品が寄せられました。本標語募集は、今年度で55回目を迎えますが、引き続き、火災の恐ろしさや防火の大切さ、防火のポイントなどを簡潔に表現した斬新な作品をお待ちしています。
2020年度 全国統一防火標語 募集要項
応募方法
パソコン・スマートフォンから、お一人様何度でもご応募いただけます。
ただし、1回にご応募いただける標語は1点です。
※上記以外の方法での応募(電話やはがきによる応募等)は、無効となります。
締切
2019年11月30日(土)
選考委員
村山 由佳さん (作家)
消防庁関係者
当協会関係者
賞
入選1点:賞金10万円、佳作4点:賞金 1万円
一次選考を通過した応募者のうち、入選・佳作に該当しなかった20名様には、奨励賞としてQUOカード(1,000円分)を進呈。
発表
2020年3月下旬に当協会ホームページ等で入選・佳作作品および入選・佳作入賞者を発表します。
※入選・佳作入賞者の氏名、年齢、住所(都道府県)を公表します。
※入選・佳作入賞者にはご本人に直接通知します。ただし、奨励賞のQUOカードについては、発送をもって発表に代えます。
その他
- 入選作品は2020年度の「全国統一防火標語」として、防火ポスターをはじめ、広く防火PRに使用されます。
- 応募作品は未発表かつ、他のコンクールに出品していないものに限ります。
- 入選・佳作作品の著作権は当協会に帰属し、作品は返還しません。
- 応募作品は一定期間保管後に廃棄します。
- 本募集で取得した個人情報は入選および佳作入賞の連絡・発表、QUOカードの発送にのみ使用し、それ以外の目的で使用することはありません。
参考
防火標語・防火ポスターの歴史
- 当協会では、防火・防災意識の向上を目的に、1949年度から「防火ポスター」を制作し、消防庁へ寄贈している。
- 1965年度から、消防庁との共催により、毎年、防火標語を募集し、入選作品は、全国統一防火標語として防火ポスターに掲載している。
- 1979年度から、ポスターをより親しみやすいものにするため、タレントの起用を始めた。過去の防火ポスターモデルには、「松田聖子さん(1981年度)」「中山美穂さん(1986年度)」「柴咲コウさん(2001年度)」「長澤まさみさん(2004年度)」「戸田恵梨香さん(2007年度)」等を起用している。
過去の入選作品(全国統一防火標語)と防火ポスターモデル
年度 |
入選作品 |
防火ポスターモデル |
---|---|---|
2015年度 |
無防備な 心に火災が かくれんぼ |
松岡 茉優 さん |
2016年度 |
消しましょう その火その時 その場所で |
平 祐奈 さん |
2017年度 |
火の用心 ことばを形に 習慣に |
清原 果耶 さん |
2018年度 |
忘れてない? サイフにスマホに 火の確認 |
小嶋 真子 さん |
2019年度 |
ひとつずつ いいね!で確認 火の用心 |
秋元 真夏 さん |
平成30年(1~12月)における火災の概要(消防庁:概数値)
- 総出火件数
-
37,900 件(前年比1,473件減、1 日あたり104件、14 分ごとに 1 件発生)
- 総死者数
-
1,422人(前年比34人減)
- 内訳
-
①「たばこ」3,385 件(8.9%)、②「たき火」3,064 件(8.1%)
③「こんろ」2,838 件(7.5%)、④「放火」2,741 件(7.2%)
⑤「放火の疑い」1,965 件(5.2%)