「防災教育副教材」パワーポイント版を作成
~オンライン授業で活用可能な、自然災害への備えと損害保険の役割を学ぶ教材~
【No.20-14】
2020.09.15
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:広瀬 伸一)では、自然災害への備えや損害保険の役割を、新型コロナウイルス禍においても効果的に学習することができるよう、中学生・高校生向け冊子「防災教育副教材」のパワーポイント版を作成しました。
パワーポイント版をご活用いただくことで、オンライン授業の際に冊子が生徒の手元になくても分かりやすく授業が実施できます。また、教室で授業を実施する場合でも、本教材内の問いかけ事例を活用して生徒同士や生徒と教師による双方向の対話を組み合わせることで、学習指導要領で重視されているアクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)を行うことができます。
近年大規模な自然災害が連続して発生しております。自然災害への備えや損害保険の基本を学習する教材としてぜひご活用ください。
「防災教育副教材(中学生・高校生向け)」パワーポイント版
「防災教育副教材」パワーポイント版の作成の経緯
当協会は2016年度に中学生・高校生向けの「防災教育副教材」(冊子)を作成し、これまで累計で中学生向けは14.2万部、高校生向けは11.8万部(2020年3月31日時点)発行するなど、多くの方に活用いただいています。
今般、学校教育現場におけるコンピュータやインターネットなどのICT(※1)の活用増加に加え、新型コロナウイルス感染症によるオンライン授業の拡大(※2)を受け、パワーポイント版を作成しました。
- (※1)ICT:Information & Communication Technology(情報通信技術)
- (※2)文部科学省「新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した公立学校における学習指導等の取組状況について(2020年4月16日時点)」によると、公立小学校、中学校、高校および特別支援学校等で、家庭における学習内容として同時双方向型のオンライン指導を行った学校は5.0%ですが、2020年6月23日時点の同様の調査では15.0%となっています。また、学校再開後に行っているまたは行う予定の工夫として、「ICTの活用」が中学校68.0%、高校が72.0%など、全体で71.0%となっており、ICTの活用のニーズも拡大しています。
当協会は、今後も安心で安全な社会の実現に向けて、学校教育を通じた損害保険リテラシーの向上に取り組みます。