令和4年福島県沖を震源とする地震に係る地震保険の支払件数・支払保険金等について(2022年5月20日現在)
【No.22-04】

 この度の地震災害によりお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
 一般社団法人 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)では、2022年5月20日(金)現在の「令和4年福島県沖を震源とする地震」に係る地震保険の支払件数・支払保険金等について取りまとめましたので、お知らせします。

1.令和4年福島県沖を震源とする地震(発生日:2022年3月16日) 県別内訳
【2022年5月20日(金)現在:日本損害保険協会会員会社・外国損害保険協会会員会社等合計】

都道府県

事故受付件数
(件)(注1)

調査完了件数
(件)(注2)

支払件数
(件)

支払保険金
(千円)

青森県

431

227

140

68,746

岩手県

6,017

4,782

3,841

2,418,744

宮城県

218,628

170,926

147,832

103,641,917

秋田県

512

337

235

131,779

山形県

2,296

1,168

840

534,781

福島県

88,350

75,278

65,141

49,947,133

茨城県

5,392

4,210

2,858

1,508,188

栃木県

3,900

3,058

2,009

1,116,407

新潟県

337

229

112

68,596

その他

14,548

10,220

4,442

2,503,884

合計

340,411

270,435

227,450

161,940,175

  • (注1)「事故受付件数」には、建物・家財の事故に関する調査のご依頼のほか、地震保険の補償内容・お客様のご契約内容に関するご相談・お問い合わせなども含まれます。また、各数値については、建物・家財の合計値です。
  • (注2)「調査完了件数」には、調査が完了して実際に保険金をお支払いした件数のほか、保険金のお支払いの対象とならなかった事案やご相談・お問い合わせなどを受け付けた段階で解決した事案などの件数が含まれます。

【被災者のみなさまへ】

 震災後は、「保険金請求を代行する」・「保険金請求をサポートする」・「保険で直せる」などと言って勧誘する業者と保険契約者とのトラブルが増加します。また、保険会社を装った詐欺まがいの勧誘も見られます。例えば、保険会社の者と称し、電話で損害状況を聴取したうえで、「調査費用がかかるが、保険金が確実に支払われる」などといい、実際に訪問して調査費用を要求してくるようなケースがあります。保険会社では、お客様に調査費用を請求することはありません。
 このような勧誘があってもすぐに契約はせずに、まずはご加入先の損害保険会社または代理店にご相談ください。

参考資料

1.過去の大きな地震による地震保険金一覧(支払額順)

更新:2022.06.02

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