「令和4年台風第14号」および「令和4年台風第15号」に係る保険金支払状況について
【No.22-14】

 今年度発生した自然災害によりお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 一般社団法人 日本損害保険協会(会長:白川 儀一)では、2022年9月30日現在の「令和4年台風第14号」および「令和4年台風第15号」に係る各種損害保険の支払件数・支払保険金(見込含む)等について取りまとめましたので、お知らせします。詳細は別紙をご参照ください。

1.令和4年台風第14号(2022年9月14日~20日)
【2022年9月30日現在:日本損害保険協会会員会社・外国損害保険協会会員会社等合計】

 

事故受付件数(件)

支払件数(件)

支払保険金(千円)

車両保険
(商品車含む)

7,390

4,358

2,096,867

火災保険

107,592

90,218

48,079,703

新種保険
(傷害保険含む)

2,457

1,763

628,425

合計

117,439

96,339

50,804,995

2.令和4年台風第15号(2022年9月23日~24日)
【2022年9月30日現在:日本損害保険協会会員会社・外国損害保険協会会員会社等合計】

 

事故受付件数(件)

支払件数(件)

支払保険金(千円)

車両保険
(商品車含む)

12,870

7,945

5,555,884

火災保険

8,603

6,829

6,896,862

新種保険
(傷害保険含む)

354

289

236,580

合計

21,827

15,063

12,689,326

(注1)「事故受付件数」には、事故に関する調査のご依頼のほか、各種損害保険の補償内容・お客様のご契約内容に関するご相談・お問い合わせなども含まれます。
(注2)支払件数・支払保険金は、見込を含みます。
(注3)2022年9月30日現在の数字です。今後の事故受付件数に応じ、支払件数・支払保険金は増加する可能性があります。

【被災者のみなさまへ】

 訪問、インターネット広告、SNS等で「保険金請求を代行する」・「保険金請求をサポートする」・「保険で直せる」などと言って勧誘する業者と保険契約者とのトラブルが増加しています。保険会社を装った詐欺まがいの勧誘も見られます。例えば、保険会社の者と称し、電話で損害状況を聴取したうえで、「調査費用がかかるが、保険金が確実に支払われる」などといい、実際に訪問して調査費用を要求してくるようなケースがあります。保険会社では、お客様に調査費用を請求することはありません。
 また、「日本損害保険協会からの委託により保険金請求を代行する」などといって勧誘する業者の情報が寄せられています。当協会が保険金請求の代行を委託することはありません。
 このような勧誘があってもすぐに契約はせずに、まずはご加入先の損害保険会社または代理店にご相談ください。
 なお、当協会の「保険金に関する災害便乗商法 相談ダイヤル」でも保険申請サポート業者からの勧誘や契約の解除などでお困りの方のご相談を受け付けます。

<保険金に関する災害便乗商法 相談ダイヤル>

参考資料

【別紙】「令和4年台風第14号」および「令和4年台風第15号」に係る保険金支払状況について

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