札幌で飲酒運転・駐車場事故防止を呼びかけ
2015.10.05
~北海道警察本部と連携して大型地下駐車場で啓発活動を実施~
日本損害保険協会北海道支部(委員長:伊藤 直弘・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員営業担当役員(北海道地域))では、秋の交通安全期間の9月25日(金)に北海道警察本部と連携し、札幌大通地下駐車場で、飲酒運転防止と駐車場の車両事故防止を呼びかけました。
道内では、飲酒運転による悲惨な死亡事故が2014年に小樽市、今年は砂川市と2年連続で発生しており、2014年中の飲酒運転による死者数は19名と全国で最も多い状況です。また、道内の全車両事故のうち約31%が駐車場で発生しています(統計データは下表参照)。当支部は、こうした実態を踏まえ、札幌の大通公園で開催されているオータムフェストや「さっぽろ地下街」の飲食店等に訪れる多くのドライバーに対して啓発活動を行いました。
当日は、北海道警察本部の警察官と当支部の職員で、飲酒運転防止や駐車場事故防止の啓発チラシ(別紙参照)をドライバーに手渡して、事故防止を呼びかけました。ドライバーからは「駐車場には歩行者もいるので徐行運転を心がけたい」、「お酒を飲んだら車には乗らないようにする」等のコメントが寄せられました。
当支部では「エゾシカと自動車との衝突事故」「自動車のスリップ事故」等、交通事故防止啓発活動を実施して、引き続き、道内の交通事故削減に努めていきます。
注意喚起活動の様子
道内の駐車場での車両事故に関するデータ
調査期間:2014年4月~2015年3月に発生した車両事故、対象地域:北海道、サンプル数:156,432件
-
・道内の車両事故の発生場所 事故発生場所
件数
割合
駐車場内
48,408
30.9%
その他(道路上)
108,024
69.1%
合計
156,432
100.0%
-
・駐車場での車両事故の事故類型 駐車場の事故類型
件数
割合
自動車同士
28,789
59.5%
施設物
13,012
26.9%
当て逃げ
2,411
5.0%
落書き飛来物
2,179
4.5%
盗難
317
0.7%
その他
1,700
3.5%
合計
48,408
100.0%