熊本県で「ぼうさい探検隊」審査員特別賞の表彰式を開催

子ども達の視点で大雨が降った際の危険個所を知らせるマップを作成

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部熊本損保会(会長:神田 泰伸・あいおいニッセイ同和損害保険(株)熊本支店長)では、2月19日(木)に熊本市立城山小学校の体育館で開催された全校集会において、第16回 小学生のぼうさい探検隊マップコンクール「審査員特別賞」の表彰式を開催し、木舟 作楽 九州支部事務局長から、マップを作成した「街角の、危険なヒヤリ!ハッと!」探検隊の 榊 友那さん、優友さん姉妹に、表彰状と副賞が手渡されました。

 「ぼうさい探検隊」は、子ども達がまちを探検しながら、まちにある防災、防犯、交通安全に関係のある施設や設備を見つけ、あるいは、危険な場所を知り、マップにまとめる実践的安全教育プログラムで、子どもたちの防災意識の向上や地域コミュニティの強化を目的として実施しています。
 第16回目となるマップコンクールには、全国47都道府県の小学校・子ども会・児童館・少年消防団など594団体から16,492人の児童が参加し、2,541点の作品が寄せられました。なお、第1回から第16回までの参加人数は、累計20万人を超えました。

 今回受賞したマップは、避難所に指定されている小学校への通学路が、昨今大きな被害をもたらしている雨台風や局地的大雨が発生した際に、避難経路として適しているのか、別ルートを確認しておく必要があるのではないかという問題意識に基づき、子どもの視点でマップを作成したもので、水害時に一番心配な通学路上のマンホールの設置場所をマークシールで示し、越水する危険性のある用水路等を「危ない所」と指摘することで注意を呼び掛けている。なお、昨年度に続き、日頃通いなれた通学路についてマップにまとめることで、昨年度と変わった個所の気づきや大雨の際に水没した通学路を通った経験から緊急時にどのように変化するかを想像し、対処方法をしっかり考え、取り組んだことが伝わってくる。危険個所や、安全な場所が、写真や吹き出しを使ってわかりやすく解説されている点も評価され審査員特別賞に入賞しました。
 受賞した双子の姉妹は、「全国的なコンクールで受賞できてうれしい。作成したマップを多くの人に見てもらい大雨のときに危ない所を知ってもらいたい。」と話しました。

 日本損害保険協会 熊本損保会は、引き続き防災・減災への意識向上と地域コミュニティの強化につながる取組みを推進していきます。

賞状授与
入賞したマップ
全校集会の模様
賞状
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